レトロな編み本13「新しい手編みのセーターと手芸」

先日編んだソックヤーンのカーデはこの本のパターンを元にしています。

新しい手編みのセーターと手芸　（若い女性1月号別冊付録）　昭和43年

この表紙のジャケットが大好きです。この色そのままに編みたいです。

例のカーデは左から2番目のパターンです。こんなにステキに編めたらよかったのに、全然違うものになりました。

やっぱり単色がいいです。
最近はこのようなベーシックなカタチのカーデに惹かれます。
全体の写真の雰囲気も好きです。うーん。何度見てもいい。

右のジャケットを編みたかったのですが、実物大型紙がなくなっていたので編めませんでした。残念。

これは「デッキー」というみたいです。重ね着（？）用の衿の部分だけみたいです。いつだったかこういうのを売っているのを見たことがあります。それよりはオシャレかなぁ。ともあれユニークです。

キャッチコピーも面白いです。「買ったら二万円のミニドレス」て。
左側のワンピを編みたいです。色もこのままでよさそう。もうこんなかわいいデザインを着れないトシですが・・・。

広告も楽しい。はちきれる若さ。

古い編み本はサイコーです。

レトロな編み本12「たのしい手あみ7」

今編んでいるカーデの元ネタの本です。

The 70年代というかんじの本です。

ONDORI　たのしい手あみ7
昭和50年8月20日発行　雄鶏社

70年代の編み本はサイケだったりフォークロアだったり色々ですが、この本に登場するデザインはわりとベーシックなものが多いです。

今編んでいるのは左のカーデを参考にしています。超ベーシックです。

美しいデザインですが、編んでも着ないだろうなぁ・・・。

子供の頃、こういうセーターを着せられるのは嫌でしたが、今見ると新鮮です。

ラインがきれいです。とっても参考になります。

これなら今でもそのまま着られそう。

もうちょっと編んでみようかなぁ。

かぎ針編みでもVOGUEknitting

昨年だったかその前だったか、Interweave　crochetを1年間定期購読しました。
読み物としては面白く、広告が盛りだくさんだったのも楽しかったです。
肝心のデザインがイマイチなのと、かぎ針編みに対する考え方が日本と違うために、その中から編むまでにはいたりませんでした。

欧米のかぎ針編みに比べると、日本のは糸も針も細くて繊細です。
それに慣れてしまっているアタクシとしては、
夏物のウェアやストールを7号針でがしがし編む気にはなれませんでした。


棒針の作品はけっこうステキだなと思っていたVOGUEknitting、かぎ針編みもサイトでちら見したところよさそうだったので買ってみました。

今回買ったのはスペシャル号ですが、定期刊行の方も買おうか迷っています。

アマゾンで買えます。


中身は楽しめましたが、まだ編むにはいたらず・・・。
気になるパターンはいくつかあるので、いつか編みたいです。


そして、失敗した丸ヨークカーデをほどき始めています。
シゴトが相変わらず忙しく、次に編むものの検討ができません。
ヌイモノも停滞中・・・。今日は少し時間がとれるかしら。



でも眠い。

レトロな編み本11「かぎ針編みのセーターとレース編み」

レトロな編み本が大好きで、ことあるごとに見ています。
指定糸は当然現行糸ではないため、なかなか糸の雰囲気がつかめず、作品になることはあまりありません。

でも、今年はこれを編みたいと思うのです。

昭和43年5月1日発行　若い女性5月号別冊付録
かぎ針編みのセーターとレース編み

この表紙のプルオーバー、色もデザインもイイ！！
カラフルでもシックでもよさそう！！
そんなわけで、ためしに手持ちの糸で編み始めてみたのですが、ゲージが合わず断念。
ゲージが合わない、とすぐに判断できたのは、なんと実物大型紙がついているから！
ほかの糸でそのうち挑戦してみます。

ちなみに、中身はこんなかんじです。

カーデは今でも使えそうです。

ヘアスタイルもいいなぁ。



週末は編むか縫うか・・・。

「うめこカバー」に感動！

どうしてこんな素晴らしいものが広く知られていないのだ！というか、自分も知らなかったのか！と思うくらい感動した編み物イベントがありました。

札幌にお住まいの82歳の渡辺梅子さんが、アフガン編みでカラフルな「カバー」をたくさん編んで被災地に送るそうで、その作品展示会が札幌でありました。

アタクシは行けなかったのですが、身内が見てきて本を買ってきました。

この本には出版社の名前もなく、私家版のようですので特に著作権は大切にしたいので表紙だけ。

中身は、表紙の作品と同じ形の「カバー」がカラフルな糸で編まれていて、特に甲の部分の刺繍の色あわせが絶妙で、もう大コーフンでした！！
色あわせの参考にもなりますし、カタチ自体がかわいいので見ていて飽きません。

これを見ていると、編みたくてしかたなくなります。
・・・アフガン編みは、去年ダブルフックアフガンのスワッチを編んだだけで断念したくらいしか経験がありませんが・・・。
編めるのでしょうか、アタクシに？

でも、編んでこのブログで紹介したらもっと「うめこカバー」のよさが伝えられると思うと、がんばりたいけど・・・。
編めるのでしょうか、アタクシに？



疑問をもちつつ、さっそくアフガン針をと糸を買ってきてしまった・・・どうなる。

レトロな編み本10「室内のレース編み 特集号」

ここ北国もやっと夏らしい気候になってきました。
夏は出かける機会が多くなるので、編み物がなかなかはかどりません。

そんな中、細切れの時間でレースの本をちらちら見たりしています。

9　主婦と生活　あなたの手芸　室内のレース編み　特集号
主婦と生活社　昭和49年5月1日発行

表紙のイメージとテーブルクロスや応接セット（！）中心の内容から、参考にはしても編むことはないと思っていましたが、いやいや、これがよく見るとステキな作品があるのでした。

今ではあまり考えられない「和柄のレース編み」。右の梅柄が新鮮です。

右の応接セットは、アイリッシュクロッシェだったかで見かけた葡萄モチーフみたいです。

これはこのまま編んでもいいし、バッグにでも仕立てたらステキ！

ソニア リキエルみたいな色合いでグっときます。

これぞ70年代！！

このほかにも定番のパイナップル編みも載っています。今の自分の暮らしではテーブルクロスやセンターとしては使わないですが、編むのが楽しそうで、応用もできそうな作品がたくさんです。


ウェアの続きを・・・。

レトロな編み本９「かぎ針あみ 割り出し法１」

今はステキなパターンがたくさんあるし、体にフィットしないデザインの服が多いので、自分で製図することなど考えもしませんが、この本はなんとなく持っています。

かぎ針編み　割り出し法①　基本の編み図と使いやすい模様編
日本ヴォーグ社　定価580円　発行年不明

例によって昭和の本です。自分で製図しないアタクシでも楽しめるのは、参考になる作品例がいくつか載っていますので、スタイルブックとして使えるからです。

今も似たような本はありますが、この時代の高いクオリティにはかなわないと思います。しかもこれはシリーズだし！本格的にかぎ針を続けるのなら全部そろえてもいいのかなと思ったりします。我流のアタクシには遠い話ですが・・・。
毛糸だまで復刊予定と書いてありましたが、きっとこういう本を待っていた方っていると思います。復刊されるといいですね。



そんななか、在庫のモヘア（苦手）でスカーフを編み始めてみました。　　

レトロな編み本８「流行レース編みと実用家庭染色」

編みかけはあまり進んでいません。
ドイリーみたいなドルマンプルは、ゲージが合わなくて後ろ見ごろをほどき、再度編み始めるも間違いに気づいてほどき・・・ということで、まだまだ完成しません。
これはゆっくり進めることにします。

そんなこんなで息抜きに古い編み本を眺めたりしています。
今日はコチラ。

流行レース編みと実用家庭染色　婦人倶楽部5月号付録
昭和13年5月1日発行

戦前の雑誌の付録です。
まだ祖母が若かった頃のものかと思うと感慨深いです。
お着物を着てレース編みなんてステキです。

編み方は特別珍しいものではないかもしれません。

それでも、当時こんな優雅な手芸をしていたレディのことを思うのはとても楽しいです。

編み図はほぼ現在のものと同じですが、編み方を文章でも書いてあるので、今の英文パターンと日本の編み図のいいところの両方が載っているといったかんじです。
図を見てわからなければ、文章を参照すればよいので初心者でも大丈夫です。

こういった古い本で楽しいのは広告！
裏表紙はこんなかんじです。

オリムパスさん、ステキです。「国産の凱歌！」とは、時代を感じますね。



昔に思いをはせながら、今の作品をなんとかしなくては・・・。

レトロな編み本７ 「家中みんなの編み物と手芸」婦人倶楽部昭和46年12月号付録

ベストアイズコレクションvol.107をちらちら見つつ、でもvol.106の作品もまだ編んでいないわーと思いながらだらだら過ごす日曜の夜です。

編みたいものは数あれど、手は2本しかなく、しがないサラリーマンのアタクシは時間もそれほどとれるわけでもなく・・・。
次に何を編むかを決めるのは、カイシャで自分が決めなければいけない事項なんかよりずっと大事なことなのです。

で、新刊以外にも編みたいものがあるので、悩んでいます。

最近ちらちら見ているのはコレ。

家中みんなの編み物と手芸
講談社 婦人倶楽部昭和46年12月号付録

婦人倶楽部定番の付録です。
編み物がほとんどですが、マクラメ編みなんかも出ていてたのしいです。

デザインはもちろんステキなのですが、モデルになっているのが宍○錠さんの一家だったり、
緒○拳さんの一家だったりとスゴイのです。

このセットアップは色もかわいくて、今でも部屋着にできそうです。

右側のジャケットも左側のベストもいいわん。

どれもイイけど、左下のカーデ！

裏表紙もイケてます。

あー、もう、どうしましょう。まずは編みかけを・・・。

Interweave Crochet 秋号

特に期待もせずに待っていました。
今回は発行日から１ヶ月ほど経ってから届きました。

表紙からして・・・ビミョー。

ひとつだけ気になるものがありました。

かぎ針で編む靴下って珍しい気がします。
室内履きのようなものや、レーシーなストッキングっぽいものは見たことがありますが、
ザ・靴下は見たことがないかも。
それでこれが気になっています。



・・・もう定期購読はやめることにしました。


そして、手袋を編み始めました。